2012年7月7日土曜日

さつまいもクッキー

蒸し暑かったり、肌寒かったり、、。
体調管理するの大変ですね。
私はすこぶる元気ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
お陰さまで忙しい日々を過ごさせていただいております。

暑くなってきたというのに「さつまいもクッキー」販売継続しています。
秋冬だけの限定商品にしようと思っていましたが
イベントでお買い上げいただいたお客様からのお問い合わせが多く、
先日も嬉しいお言葉とともにご注文いただきましたので、
今年はこのまま継続販売させていただきます。

さつまいもクッキー誕生秘話。(秘てほどでもありませんが。。)
田舎の叔母さんのとこに遊びにいくと、よく作ってくれた「大学芋」
その叔母さんが作る大学芋はいわゆる茶色い飴がけではなく、乱切りにしたさつまいもを
素揚げにし、砂糖と少量のお塩とお水、ごまを火にかけたもので糖衣にしたもの。
たくさん作って豪快にお皿に盛って出してくれるその大学芋が私にとって
どんなおやつよりも美味しくて大好き。
(画像はちとおすましです)

こんな感じのクッキーあったら、お客さんとの会話のきっかけになるかな。
そんな想いもあって、試作開始。
全種類の中でも一番試作に時間がかかったクッキー。思い出すだけでなんだか疲れる(笑)
厨房が焼き芋屋さんの香りになりまして、試食し続けてお腹が張るんです。お芋だから。
どうにか生のさつまいもを使って出来ないかと、蒸かして炒めて水分抜いてとか
焼いて裏ごししてみたりとか、自分の中で思い浮かぶ手段は色々試しましたが、
どうしても時間が経つとシナシナ。そして、味が思うように出ない。
完成した商品は「国産さつまいもフレーク」というさつまいもを蒸かして乾燥させた
材料を使っています。乾燥させている分、味がギュと詰まっている。
それでもさつまいも自体濃い味ではないのでかなり苦労しましたが、なんとか理想の味に到着。
形はダサイとカワイイ、紙一重のとこやな〜、と思いつついざデビュー。

イベントでは「何?これ、本物ですか?」とほとんどのお客様がお声をかけてくれます。
食べてくれはった方も「さつまいも焼いたの?ちゃんとさつまいもの味するね」とおっしゃってくれたり。
嬉しい反応ばかり。
素朴すぎる味と形。デビュー前は心配もありましたが、期待を大きく上回り
たくさんの方に気に入っていただける商品となりました。

お客様との会話のきっかけになるばかりでなく、お客様がご家族やお友達と
「どうやって作ってるんだろうね〜、面白いね〜」と会話してくれているそうで
ハミバのクッキーで会話が広がってるなんて嬉しすぎます。
そんな商品をこれからも提供していけるよう頑張りますね。

今は、技術向上とともに野菜や果物のパウダーであったり、フレークなどが種類が
増えて出回ってきましたね。
形が悪くて売り物にならない、今までは廃棄されていた野菜や果物たちが姿を変えてまた次に生かされる。
こういう所に目をつけてくれてカタチにして下さった方々に感謝。
そういう物も消費されないと意味がないので、積極的に使うのもいいのかなと思います。
生野菜は生野菜。加工野菜は加工野菜。それぞれを良さを生かしていけたらあら素敵。






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