2011年11月13日日曜日

「小豆」のお話

「こまめ」って読んだ人、手あげてください(笑)
小豆の事を懸命に「こまめ」って言うんだけど全然伝えられない職場仲間を思い出しました。
「あずき」だよ。。こんばんは、ハミバの島田です。

昨日美味しいものを求めて大丹波に行ってきました。
スイーツ&ハーベスト体験というバスツアーに参加したのです。
たまにはバスツアーも楽しいものですね。
兵庫県と京都府にまたがる「丹波」の国を合わせて「大丹波」なるほど。

色々なところをまわりましたが、中でも特に印象深かった「あずき工房 柳田」さんでの
ことを書きますね。

柳田さんは、兵庫県丹波市でとても貴重な「丹波黒さや大納言小豆」を栽培していらっしゃいます。
立派な柿の木の下で収穫した小豆を枝ごと天日にさらしています。
天日にさらすことで、さやがパリッとして剥きやすくなるそうですよ。

小豆のさやを見る事自体初めてだったんですが、黒さやというだけあってほんとうに黒いです。
この黒いさやを割ると外からでは想像出来ない、あずき色したあずきが入ってるんです。

さやから取り出した小豆たち。ハッとするほど、キレイな色でした。

ツアーに参加されてたお姉さんが、「この小豆を家で植えたら生えてきて、また収穫出来ますよね?」って尋ねてはりましたが、「出来ん事はないけど、この味には絶対ならんよ」と
きっぱり言われていました。そらそうですよ、技術もだけど育てる想いが違いすぎます。

一時は生産されなかったこの小豆を何故また復活させたのか、
どんな想いで作っておられるのか、有り難いお話をたくさんして下さりました。

どんなお仕事でもそうだけど、
特に生産者、製造者のお仕事って、利益の割には手間隙がすごくかかってると思うんです。
それが、内容もこだわって、手作業になるとなおさらです。ほんと好きじゃないと続けられない。
だからこそ、誰かに任せるんじゃなく、自分の手からお客さんに販売したいんです。
そして、お客さんに美味しいと思ってもらいたいし、喜んでもらいたいんです。
喜んでもらえるのが嬉しいし、次への活力になる。
もちろん、ご購入いただいて、生活が成り立つので、キレイ事ばかりではないと
思います。そんなん自己満足やん。て思われても仕方ないかも。

でもね、本当に大切に想いを込めて作ってます。
柳田さんのお話はすごくそういう想いがきちんと伝わってきました。
私もそういう事を伝えられる製造者になりたいと思います。

ハミバのお菓子はな、手間隙かかってるしな、素材の割には価格は絶対お手頃価格やで〜。
他のとこと見比べてもらえれば分かってもらえると思うねんな〜。
でもな、その分めちゃ苦労してまんねん〜。な〜、な〜って〜聞いてる〜?
とか言うてたら伝わりませんね。(笑) 大阪弁て絶対不利やと思う。

お話のあと、この貴重な小豆のおはぎをいただきました。
食べてしまいましたんで、画像が。。ハハ。

外に出るときれいな空に美味しい空気!
清々しい気持ちになりました。また頑張ろう。

 家に持ち帰ったさやをまた剥いてみました。
小豆一粒一粒にお部屋があってなんかおもしろい。不思議ですね。
「丹波黒さや大納言小豆」はたわら形。
だからこんな事もできちゃいます。私2個しか無理でした。
もっとすごいの下記のサイトに載ってます。
「大納言小豆」のいわれなんかも記載されていますので、是非読んでみてくださいね。
「へ〜、なるほど〜」ってなりますよ。

皮が柔らかく、あとに残らない小豆。他の小豆とはひと味もふた味もちがいますよ。
お近くの方は販売日に是非買に行ってみてください。
小豆を使った商品もたくさんありましたよ。

大納言小豆「黒さや」サイト http://www.kurosaya.jp/modules/tinyd0/index.php?id=1

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