2012年6月4日月曜日

hummingbird をはじめるまで。その1

大切にしているもの。


母親が新婚時代から使っているオーブン。かれこれ40年近く前のものです。
私が子供の頃は、このオーブンで母親がチーズケーキやマドレーヌなどを焼いてくれたものです。

小学生の頃、弟が少年野球を始めるようになり、土日に一人で留守番をする機会が増えた私。
暇なので、母のレシピを開き、見よう見まねで作るようになったお菓子。
手書きの母のレシピには「牛乳 大1」とか色々略して書かれていたので、その「大」の意味が分からず
コップ一杯の牛乳を入れたマドレーヌ生地はいつまで焼いても固まらず、(正解は大さじ1)
怒られる、、と思い、ゴミ箱の底の方に隠して捨てたりしたものです。まぁ、すぐバレるんですけどね(笑)

小学生最後の懇談の時には「お菓子ばっかり作ってても高校には入れないから
中学校行ったら、ちゃんと勉強もしなさい」と先生に怒られたを覚えています。
その後、やっぱり勉強はしなかったですが、無事に高校には入れました。

ハミバを始めて、業務用オーブンを導入してから出番がほとんどなくなってしまいましたが、
今でもちゃんと使えますよ。
ケーキもパンもローストビーフなんて洒落たものも何でも焼けます。
今は便利なオーブンがたくさん出回ってますが、子供の頃からの相棒である
この古びたオーブンを大切に使い続けたいと思います。
いつまで頑張ってくれるだろうか。なんせ私より年上だもの。





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